全てが極まった、究極の塩辛!社長のいか塩辛「極」
おそらくこのネーミングをつけたからには、相当の自信があったのではないでしょうか?塩辛ファンにも人気な布目さんの「社長のいか塩辛」は看板商品。
ただでさえ美味しい塩辛を極めっちゃったんだからこれは美味しいことは間違いない。
極み其の一
新鮮な国産のするめいかを使用し、中でも「船凍いか」といわれる一級品を使用
その名の通り、いかを釣り上げて船内で急速凍結するので鮮度がとても良いです。一昔前は一箱30尾入くらいで2000〜3000円だったのですが今では1万円を超えてきています。※そもそも貴重すぎて市場にも出回らなくなりました。
極み其の二
塩辛、珍味企業として創業80年の知恵と技術が集結した味付け
塩辛の決め手となるゴロ(肝)はこの船凍いかを捌いて取り出したものを使用しています。これは塩辛業界では珍しく、普通はゴロ(肝)だけの原料を仕入れて製造します。鮮度の良い肝を使用することで雑味のない味わいを引き出しています。
極み其の三
洗練されたデザイン
まず見た目ですが、化粧箱に入っているのでその存在感に圧倒されます。私も最初は「これ本当に塩辛?」と疑問に思いました。瓶もあまり見ない形の形態でラベルも金色、プレミアム感を感じます。
塩辛だけどと思いつつ、贈答品として父へ送ったことがあるのですがとても喜んでくれたこと記憶しています。味もさることながら貰って嬉しいデザインとなっているので「大切な方に」「お酒が好きな方に」「美味しいものが好きな方に」送ってみるのはいかがでしょうか?
ここまで色々な「極」部分を話してきたのでさぞかしハードルが上がりきっている味の部分を話していきたいと思います。
まずすっきりとしていながら、塩辛の濃厚さがあり、なんとも上品な塩辛だなという印象。味付けは社長の塩辛とベースは同じように思いますが何よりもいかが美味しい。いかのハリのある食感に噛めば噛むほど「じゅわ〜」と出てくるいかの旨み、偉そうですが100点です。
そして青唐辛子がいい脇役っぷりを見せつけます。少しキリッとしたアクセントがあり飽きのこない、そして塩辛という濃厚な味わいにすっきりした印象を与えてくれています。塩辛に青唐辛子をアクセントにってさすがですね。
そして冷蔵庫で10日間ほど熟成させると塩辛の風味がさらに増していくというのだから驚きですね。
この社長のいか塩辛はネットでも販売しているので1500円前後で購入することができます。(2024年8月現在)ただ少し心配なのが国産のいか(船棟品)がとても少なく高騰していること。今後この商品が持続していけるのか?とても心配です。
塩辛のいかは国産が当たり前だったのが、今では国産じゃないのが当たり前。水産資源が潤沢である日本が大きな変化を迎えています。当たり前じゃないことを受け入れ、魚食文化を後世にも伝えていくためにも水産資源を守るために個人が何ができるのか?を考え行動をしていきたいと思います。魚が大好きなので。
話が少しずれましたが今回紹介した「社長のいか塩辛 極」はまずそのままか白米などで味わって欲しいです。200gとたっぷり入っているので余ったら「アボカドと塩辛のチーズ焼き」いかがでしょうか?トロトロでアボカドを塩辛の塩味で味わうと美味しいですよ。
今回は高品質な塩辛を紹介しました。美味しいものは高くても食べてみたくなりますよね。いつもは食べれませんが…。特別な日、大切な方へ是非おすすめです。
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