365日欠かさないこだわり
三豊さんの塩辛は一定の湿度と温度で管理されて、7日間熟成を経て商品となります。一定の湿度と温度で管理することも大変ですが、1日1回塩辛を職人の手で状態を確認し、攪拌(かき混ぜる)するんです。
この作業は365日間毎日欠かさずに行われています。この工程があることにより、日に日にいかのゴロ(肝臓)の緩さがなくなり、旨味と深い味わいが実現するんです。職人さんの技と良い商品を届ける熱意を感じますね。
なぜ7日間熟成なのか?
三豊さんの熟成は何故に7日間なのか?まず熟成する理由は旨みを引き出すため。熟成工程でタンパク質の分解が進み、旨味成分であるアミノ酸が増えます。
このアミノ酸が増える期間は7日間でピークを迎え、それ以降は逆にアミノ酸は減っていくんです。だから旨み成分のピークを迎える7日間熟成。これは長年培ってきた技術と経験があるからこそできることなんですね。普段何気なく食べている食品についてこんなこだわりがあるなんて。
食べ方やワンポイントアドバイス
三豊さんの塩辛は塩辛くないので、比較的食べやすい塩辛になっています。ただこの熟成が生み出す芳醇さが苦手な方がいらっしゃると思いますのでやはり塩辛は好みですね。日本酒や酒粕の香りが苦手な方はもしかしたら苦手かも。
でも大根おろしと一緒に食べると食べやすい口当たりになり、さらに高級感のある味わいになりますよ。少しゆずを添えるとまた違った雰囲気の塩辛を味わえてとってもおすすめです。何より大根おろしと食べることでなんか罪悪感が和らぎます。
お酒のお供に塩辛おろしが出てきたら本当に嬉しいですよね。ある居酒屋さんのお通しで塩辛おろしが出てきて、そこからハマりました。
どこで販売しているか?
実は三豊さんの塩辛はセブンイレブンさん、イトーヨーカ堂さんの「セブンプレミアム」の塩辛なんです。この商品といかの種類は違いはするのですが、プライベートブランドとして長年販売しているのでその人気が伺えますね。
まとめ
函館の三豊さんの塩辛は芳醇さがあり、食べやすく(酒粕が嫌いな人除く)価格も安いのでおすすめです。どこかで見かけた際は7日間の熟成さを感じながら是非ご賞味ください。
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