ミッドライフクライシスの話を2回に渡り投稿しました。
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今回で最終話となります。
1回目は「ミッドライフクライシスのきっかけと全力で楽しむと決めた話」
2回目は「全力で楽しむと決めた理由とミッドライフクライシスの原因の話」
そして今回は「自分の棚卸しと全力で楽しむと決めてから変化したことの話」をしていきます。
ミッドライフクライシスを感じてから「どうせ人生を振り返って落ち込むのであれば、とことん現実と向き合って苦しもう」と自分の棚卸をすることにしました。
・仕事を頑張ってきたけど、ある程度この先のキャリアが見えてきて若い頃のような情熱がなくなってしまった。
まだまだこれからなのに燃え尽きたような感覚で、目標や情熱が無い自分に後悔と喪失を感じる。
・同じような毎日であっという間に時が過ぎていく。本当にこのままの自分でいいのだろうか?と焦燥を感じる。
・ワークライフバランスを保つのが精一杯で気が付いたら友達と疎遠になっていた。
自分の存在ってなんなんだろう?と後悔と喪失を感じる。
などなど自分の不安や焦りはなんなのか棚卸しをしました。
そしたら「これからどう生きたらいいのか?」「何を大切に生きていきたいのか?」「そのためには何をすればいいのだろうか?」とこれから先のことを考えることができました。
後悔したって何かが変わる訳ではない、変えられるのは今後をどう生きていくかということ。
私は「今後どんな人生を過ごすのが自分にとって一番楽しいのか?」を真剣に考えていたら、単純に「何事も全力で楽しむ」という答えがでました。
前回に話しましたが私は子供を仕事終わりに保育園に迎えにいってその帰りにほぼ毎日公園で遊ばせています。
これまでは「仕事で疲れてるし、早く帰って家事したい」が本音です。
子供たちに「そろそろ帰ろう」と言っても聞きいれられず、しまいには泣きわめく事態に。
イライラが募って私も子供たちも不健康でした。
しかし何事も全力で楽しむと決めてからは子供と一緒に鬼ごっこしたり、木の実を集めて全力で楽しんでいます。
この違いってとても大きいと思うんです。
この貴重な時間を何となくで過ごしていたら将来「もっと一緒に遊んであげればよかった」「もっと子供に目を向けていれば親と子の信頼関係を築けていた」と後悔の時間となってやってくる。
ミッドライフクライシスと同じことが起きるはずです。
でも全力で楽しんで子供たちと遊んだら後悔するどころか子供たちと培った貴重な時間は「絆」となって未来へ続いていく。良い関係を築いていけると思います。
ただ毎日なんてできません。
イライラして余裕がない日だってあります。
1週間のうちに全力で楽しむ日が1日でも増えればいいんです。
ただ続けないと意味がありません。
子育ての時間と自分の時間は一緒なんです。
自分の時間が欲しい。
もちろんわかるのですが子育ても自分の時間。
これを変えられただけで私にとっては革命が起きました。
私が今後も大切にしていきたいのは家族です。
なので子供との話になってしまいましたが、友達と遊ぶ時だって同じです。
互いの日常の愚痴ばかり話しているのではなく、友達とその場を全力で楽しむことで有意義な時間の財産ができます。
それは将来振り返った時に「こんな友達がいてよかった」となるはずです。
互いの愚痴やなんとなくで定期的に会っていた友達には「もっと若いうちに楽しい話をしておけばよかった」と後悔になってしまう可能性があります。
まずは一つ。
今までなんとなく過ごしてきた日常の中で定期的にしていることの一つ、全力で楽しむと決意して実行することが大事でした。
例えば週末のスーパーの買い物でもいいです。
「この前SNSでみた美味しそうな料理に挑戦してみよう!具材はどこかな?」
「子供と一緒にホットケーキ作ってみようかな?トッピングを子供に選んばせたら喜ぶかな?」
なんでもいいです。とにかく全力で楽しむ。
元来そうやって過ごせている方ってたくさんいると思うのですが、私は到底違った生き方をしていました。それに長年気付かなかった、、反省です。
その一つ一つの積み重ねが将来後悔しないで生きていける大切なことだと私なりの結論がでました。
そして自身の歯車と自分の周りの歯車が何か良い方向に動き出しています。
何事も全力で楽しむ。それを継続する。
小学生の目標のような内容ですが人生を豊かに過ごすために大切なことに気づきました。
まだ乗り越えたと自信を持ってはいえませんが、着実に変化は起きています。
「何事も全力で楽しむ」を実践してから変化したことは主体的になれたことでした。
子育ての時間も自分の時間もどちらもまぎれもなく自分の人生の時間。
そう考えられるので、子育ての時間も自分の意思判断で全力で楽しめています。
主体的に考られることで今まで感じていた「犠牲」という被害者意識から抜け出すことができました。
主体的になれたから気がついたら人生このままでいいのか?という将来に対する不安がなくなっていました。
過去の後悔は消すことが難しい。でも今、全力で楽しんでいるから将来に「こうしておけばよかった」の後悔が襲ってくる不安がなくなりました。
なぜなら全力で楽しめている今を積み重ねているから。
後悔の過去をプラスに変えていけるのは自分。
これからの人生を輝かせるのも自分。
全て主体的に考えることでミッドライフクライシスから少し抜け出せたように思います。
また休日の過ごし方もダラダラ過ごすのではなく、何か楽しいことを家族で計画して実行するようになりました。
自分が全力で楽しむことで周りも変わっていくのです。
一番良かったのは子供達との絆が強くなってきたことを感じています。
全力で遊んでくれる親は子供からすれば友達同然。
話を真剣に聞いてくれるし、頼ってくれる。
長男は年長さんだけど保育園に迎えにいくと毎日走って笑顔で抱きついてきてくれます。
以上3回にわたってミッドライフクライシスについてお話ししてきました。
もし同じような境遇で悩んでいる方がいて、少しでも気持ちの切り替えのきっかけになれればとても嬉しいです。
でも私の年代、子育て世代の悩みは尽きませんよね。
物価高で将来に対する経済的不安、子育て・家事・仕事の両立、時間に余裕を持てないなどキリがないですよね。
でも大丈夫。
同じような悩みを抱えているのは自分だけではありません。
情報を共有できる世の中です。
みんなで力を合わせて全力で楽しんでいきましょう!
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